いつもご覧くださいまして誠にありがとうございます。
普段、大漁旗をはじめ、たくさんの旗製品を染めていますが、久しぶりに大漁旗の中でも特に大きい船幟のご注文をいただきました!
船幟とは普段の大漁旗のサイズとは違い、縦に長い幟の形をしていて、長さは6m以上にもなる大きな幟旗です。
いつも大漁旗を染める時は心を込めて染めておりますが、ここまで大きい旗になると気合が入ります。
まずは下絵通りに糊を置き、染めていきます。
今回の柄は恵比寿・大黒の一対で作るので2本染めていきます。
一通り染め終わって乾かしたら、糊を落として2回目の染めです。
この時は染めた生地の上から顔の表情や細かい模様を染めていきます。
ここで恵比寿大黒の表情が決まります。
繊細な作業ですが、大胆さを忘れずに、できるだけ迫力があるように染めていきます。
無事、恵比寿大黒一対の船幟が染め上がりました。
この後ミシンで周りを縫って、ポールを通す耳をつけて完成です。
進水式の際には他の大漁旗と一緒に、大きな恵比寿大黒が海の上でなびきます。
こちらも、豊漁、安全を祈念しております。
今回も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました♪
岩川旗店 店主